つらつらクソデッキ vol.9 〜天門の鍵を探して〜
前書き
今年の夏のEXパックとなる「20周年超感謝メモリアルパック 技の章英雄戦略パーフェクト20」が発売されて1週間が経とうとしている。
デドダムの再録やクロスギアの弱さなんかで世間を騒がせるパックだが、今回は
《真邪連結バウ・M・ロマイオン》で遊んでいこうと思う。
クソデッキ、邂逅
正直なところ今回の発端はこのカード
《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》(以下救いたい)を使いたいというところにあった。
呪文版《ウマキン☆プロジェクト》っぽいこのカード、246好きの私としては喉から手が出るほど欲しかったウマキン5枚目だ。
各所でチラホラ散見するが、色や生き物であるかどうかを気にしないならウマキンよりも使いやすい。
当たり前だが2つから1つ選ぶより6つから1つ選ぶ方が状況に応じた行動を取られる。
古くは《ブレイン・チャージャー》に始まり、《フェアリー・シャワー》、《フェアリーの火の子祭》といった先輩が示す通り、手札の減らないマナブーストは強い。
その中でも最高品質なこのカードを使って遊びたかったのだ。
救いたいを使う以上相性の良いカードは6コストのカードとなる。
今回私が選んだのは天門こと《ヘブンズ・ゲート》。環境に跋扈するメタカードの多くは乗り越えられ、《アルカディアス・モモキング》もすり抜けられる。《聖魔連結王ドルファディロム》は勘弁だが、《奇石ミクセル》の上面すらEXライフを用いればモーマンタイだ。
ここまで考えた私は246で天門を投げてもウマキンか救いたいを挟んでいれば2体投げれるしいけるやろの精神で10分でデッキを組み、贔屓の店で非公認に参加した。その時のリストがこちらだ。
家に《どんどん火噴くナウ》が2枚しかなかったとかオシャレぶって《轟く革命レッドギラゾーン》をさしているとかツッコミどころはあるがとにかく乗り込んだ。
結果は
0-3!!
(ちなみに4cダークネス、赤青ビート、マニフェストループ)
歴史的大敗である。
二戦目は私の見切り発射《神の試練》が最悪のプレイングだったので何も言えないが見えてきた明確な弱点がある。
ハンデスがキツい。
一見4〜5コスト帯のリソースカードを投げれはま捲れそうな気もするがそもそも天門で246をしようとするのはリソースがカッツカツであり、テンポをとられるとそのまま沈んでしまいかねなかった。(三戦目みたいなコンボデッキがそもそも無理というのは置いておいて)
クソデッキ、爆誕
戦績を踏まえた新しいリストがこれだ。
メインデッキ
- 《メッチャ映えタタキ》×2
- 《T・T・T》×4
- 《叡智の聖騎士 スクアーロ/エナジー・ライト》×4
- 《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》×4
- 《ウマキン☆プロジェクト》×4
- 《神の試練》×3
- 《ドンドン火噴くナウ》×4
- 《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》×3
- 《ヘブンズ・ゲート》×4
- 《時の秘術師ミラクルスター》×2
- 《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》×2
- 《真邪連結バウ・M・ロマイオン》×4
序盤のリソースで負けるならどうするか。
温故知新、大人しく先人の知恵に頼ることにした。
具体的には2ブーストを切ってドロソに変えたのだ。
新時代のドローソース《T・T・T》はロマイオンをSAにしても良いだけでなく、ロマイオンで撃っても強い捨てるところのないウルトラカードだ。
5枚目以降のドローソースには《叡智の聖騎士 スクアーロ/エナジー・ライト》を採用することにした。《エナジー・Re:ライト》や《「蒼刀の輝将」》辺りと迷ったが上面で出すと場の《時の秘術師ミラクルスター》を回収したり、ロマイオンのexライフを剥がせシクテクがあったりという点からお試しということで。
天門のお供にはロマイオンに加えて《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》、《時の秘術師ミラクルスター》を選んだ。前者は6マナ帯の動きとして使ってもいいし下もロマイオンと相性がいい。後者はハンデスへの恨み全振りである。エメラルーダでもいいかもね。
フィニッシュには試練シャラップのパッケージを採用。
ロマイオンのアタックトリガーで試練を撃てるので救いたいやウマキンのバズレンダに全ツッパして山を削り、exターン獲得なんてことができて相性がよい。