その山は無限のクソで出来ていた

クソデッキビルダーの屍の山

つらつらクソデッキvol.13〜最強の武器を手に入れろ〜

クソデッキ、邂逅

突然だがデュエル・マスターズ、ひいては現代社会において最強の武器とはなんだろうか?

 

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それは"情報"である。

 

情報戦を制するものが試合を制する。それゆえにデュエリストは皆、日夜デッキを調整し、YouTubeやブログ、有料noteでデッキ、プレイングの情報を集めている。

 

その前提を踏まえると、ある一つの疑問が私の頭に浮かび上がった。

 

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相手のデッキを直接把握できれば最強なのでは????

 

さらに一歩踏み込もう。

 

 

 

有名選手のデッキレシピを丸々把握できれば先んじて有料noteを書き上げてしまうことすら可能なのでは!?!?!?!?

(炎上不可避)

 

ならば作るしかない。現代DMにおける最大の禁忌デッキを。

 

クソデッキ、同調開始

正直「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」に収録されたこのカード

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《クルト・アーム》の情報を見た時にほとんどの人は考えただろう。

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アクセル強化=ギガザンダ強化じゃん!と。

 

かくいう私も特別なイノベーションがあるわけでもなく愚直に《ギガザンダ》を利用してデッキを組んでいく。

 

今回の目的は「相手のデッキを完全に把握すること」。となると、いくら現代DMに残された最後のデッキピーピングカードであろうと手札やシールドを考えるとこれだけで完全把握は出来ない。

求められるパーツは

 


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古のピーピングカードだ。

《ギガザンダ》、《マインド・リセット》、《リキッド・スコープ》のピーピング三種の神器を用いれば対戦相手は丸裸。跡部様もビックリのスケスケ具合である。

 

ただこれだけのパーツを手札に集めるのは少々難易度が高い。ここは同デュエキングmaxで新規収録されたうってつけのカードを使おう。

 

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《蒼狼設計図》なら各種必須パーツを効率よく探すことができる。《マインド・リセット》と同様の効果を持つ《戯具 ドゥモグラ》を使用すればクリーチャーの方が少ない欠点を埋められる。

あとは細かい肉付けを済ませれば完成だ。

 

クソデッキ、爆誕

そうして出来上がったのがこちらのデッキである。

【4cデッキチェック】

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メイン

  • 《クルト・アーム》
  • 《ガガガン・ジョーカーズ 》
  • 《マインド・サーチ》
  • 《ギガザンダ》
  • 《戯具 ドゥモグラ
  • 《未来設計図》
  • 《蒼狼設計図》
  • 《密かで華麗なるカイタイ》
  • 《リキッド・スコープ》
  • 《閃光の守護者ホーリー

 各4枚

 

微塵も勝つ気がねぇ…

 

冷静になってみればこれは由々しき事態である。

強者のリストを見るためには当然のことながら強者と対戦しなくてはならない。つまり、勝ち上がらなければ強者と対戦する確率は低く、デッキの本懐を遂げるどころか目的が全壊してしまうのだ。

もちろんcs1回戦目で有名プレイヤーと対戦する卓につける可能性はある。しかし、受付すら激戦の昨今において対戦相手まで抽選運に頼り切るのはいささか難しいというもの。

 

流石にこのままではまずいと思った私は信頼するしとろん先生に協力を仰いだ。

 

流石は私が師と仰ぐしとろん先生。勝利しつつ、本懐を遂げる活路。その道を彼は知っていた。

そのリストがこちらだ。

 

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ゴミの入ったゼロルピアじゃねーか!!!

 

回し方としては概ね普段通りゼロルピアジョー星を回したのち、ミッツァイルでSAにしたギガザンダで1点、ピーピングを行なってターンを返してシャコで勝ち。これだけである。(なんでトリガーリスク背負ってんだよ)

見慣れないカード《邪扇 エアロ・フウゲツ》は滲み出る玄人感とデドダムの色で足りない黒として採用。色の弱いクルトアームは抜けてしまった。

 

ただこのままでは本記事序盤で述べた「デッキの全容を知ることができない」ままに見えるだろう。カットが捲れた場合は手札こそ確認できるがシールドまでは把握できない。

となればどうするか?簡単である。

 

 

対戦終了後、挨拶をしてから相手が片付けるまでの間に

「シャコが見えなくてミッツァイルジャスキルにしようか迷ったんですよね〜〜〜!!ちなみにトリガーとかシノビとか埋まってました???」

と質問して相手に見せて貰おう。(最悪すぎる)

 

ギガザンダを使うようなやつに快くデッキの全貌を教える人間がいるはずもないが。

 

ちなみにこんなクソカード入れるくらいなら普通のゼロルピアを真面目に練度上げた方が100億倍マシである。

そもそも質のいいデッキ解説記事を書いて料金を取るには、デッキレシピよりもプレイングや開発プロセスといった使い手だからこそ持つ情報に比重が寄るため、こんなデッキで相手のデッキを知ったところでnoteなんて書けるわけはないのである。

 

もっともらしいことを述べてオチをつけたところでまた次回!!