つらつらクソデッキ vol.8 〜無月の門 卍赫卍〜
クソデッキ、邂逅
5/22に発売されたメモリアルパックは購入しただろうか?
漫画、アニメ、世代を問わずにデュエル・マスターズの歴史を振り返り、象徴的なシーンやカードを収録した軌跡を辿るパックである。
そんなこのパックでデュエマの歴史とは関係ないところで個人的に感慨深い収録カードが2枚あった。
《無敵王剣 ギガハート/最強熱血 オウギンガ》と《Dの機関 オール・フォー・ワン》である。
私がデュエマに復帰して間もなく、とある動画サイトに投稿された架空デュエマ動画で使われていた(現在はネタがネタだったためかシリーズごと投稿者によって非公開にされてしまった)あまりにもロマンなコンボ
【四刀龍覇】に使用されていたカードである。
あの海賊狩りすらなし得なかった四刀流の境地、フィールドに君臨するその姿はまさしく赫いドルスザク…
当時はドルボランなんかを投入して半ば強引に作られていたが今なら時代が追いついているかもしれない。
あまりにもヒロイックでオーバーキルなこのコンボ、今回は数年越しに実現させてみようと思う。
クソデッキ、同調開始
このデッキが為すべきことはシンプル。
- マナを伸ばす
- オールフォーワンを設置
- モルト王を出して四刀流!!
この3点だけである。
モルト王の火文明、オールフォーワンの水文明は確定し、マナを伸ばす都合自然文明を入れたシータカラーで構築するのが無難に感じる。
順に肉付けしていこう。
まずはマナブースト。コンボデッキかつ、モルト王を踏み倒さずに10マナで正規召喚する都合上、手札をできるだけ減らさずに継続ブーストできることが望ましい。
ここは古来より伝わる伝統的手法
《フェアリーの火の子祭 》と登場以来モルトを支え続ける《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》を使用することにした。メンデルでオールフォーワン捲れたら憤死しそうだったし。
次に明らかに浮いている水文明をどう補うか、という点を考えていくことにしよう。
モルト王のマナ武装達成のために極力火文明と水文明入りの多色カードを採用したいところだがこの問題はすぐに解決した。
時はまさに大多色時代。十王篇からは楔3色プッシュの例に漏れず、シータカラーのカードが続々追加されている。
決闘者チャージャーを入れる都合、《ボルシャック・サイバーエクス》も無理なく入る。
仕上げに10マナ帯まで生き残るために防御カードを入れたら完成なんじゃないか???
というわけで出来上がったのがこちらのデッキだ!
クソデッキ、爆誕
【四刀龍覇】
メインデッキ
《フェアリーの火の子祭》×4
《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》×4
《Dの機関 オール・フォー・ワン》×4
《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》×4
《熱血 バトクロス-1》×4
《ボルシャック・サイバーエクス》×4
《ボルシャック・ドギラゴン》×4
《龍の極限 ドギラゴールデン》×3
《蒼き団長 ドギラゴン剣》×1
《斬龍電融 オロチリュウセイ》×3
《二刀龍覇 グレンモルト「王」》×4
《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》×1
超次元
《無敵王剣 ギガハート/最強熱血 オウギンガ》×1
《覇闘将龍剣 ガイオウバーン/勝利の覇闘 ガイラオウ》×1
《爆銀王剣 バトガイ刃斗/爆熱王DX バトガイ銀河》×1
《銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ》×1
《銀河剣 プロトハート/星龍解 ガイギンガ・ソウル》×1
《爆熱剣 バトライ刃/爆熱天守 バトライ閣/爆熱DX バトライ武神》×1
《熱血剣 グリージーホーン/熱血龍 リトルビッグホーン》×1
《無敵剣 プロト・ギガハート/最強龍 オウギンガ・ゼロ》×1
クソデッキ、簡単解説
突拍子もないテーマにしては丸く仕上がってる気がするこのデッキ。
上述の通り、基本的にはマナを伸ばしてカツキングでボードを取る。隙を見てオールフォーワンを設置して四刀龍覇でフィニッシュという動きをするだけのデッキだ。
すっかりお馴染みとなったドラグハートの天敵、《とこしえの超人》にはカツキング、エクス、バトクロス辺りで対処。
オロチリュウセイはボルドギで捲れると盾が増えて2面受けになるほか、オールフォーワンでバトクロスやチェンジしたエクスなんかから場に降臨し、トップを確認して相手にターンを渡す。つまり、ボルドギが成功するか否か知った状態で相手の攻撃を迎えられるのだ。これは精神的優位性が大きい。(?)
ボルドギに関する小テクとしてはカツキングがめくれた時、アタッククリーチャーをまずボルドギのcipで処理し、カツキングのどん水効果でボルドギ自身をバウンスするとバルチュリスを宣言されていても受けられる可能性が出てくる。
爆発力とボードアドバンテージに特化したロマンデッキ、是非試してみて欲しい。
ではまた次回。